概要
ドラクエ6のボス「グラコス」はハッサン、主人公の2人だけのパーティで挑みます。
理由は色々(他のキャラはろくにダメージ出せない、アモスは力強いけど武器弱くて気合もろばで僅か50ダメ、人数多すぎると全体攻撃に対する回復が追い付かない等)ありますが。
ハッサンと主人公の攻撃手段は
・ハッサン きあいため→せいけんづき 2ターン約200ダメージ
・主人公 ほのおのツメを振る 1ターン平均55.5ダメージ
です。主人公のダメージ効率はハッサンと比べてたった半分程しかないです。
そのせいか? いっそ主人公は「ほのおのツメ」を振らず「ぼうぎょ」して攻撃の演出分の時間も短縮した方が結果的に早く撃破できるのでは? という考えが浮上しています。
また実際に取り入れられています。私も”なんとなく”マネしています。
※主人公ぼうぎょのプレイが生まれた真の理由は分かりません
そこで実際にどちらが早いか? 測定することにしました。
測定結果
主人公「ほのおのツメ」で3戦、主人公「ぼうぎょ」で3戦ずつやりました。
3戦といっても、極力プレイ精度で差が出ないよう事前に練習した後の3戦ずつです。
以下、結果。
※測定区間:画面暗転解除から「やっつけた」表示まで
どちらもほぼ同じ2分40秒前後でした。
僅かに主人公「ぼうぎょ」の方が短いです。
ところで主人公「ぼうぎょ」戦術でも、とどめ刺す数回は「ほのおのツメ」を使用しています。
理由は せいけんづき・ぼうぎょ したターンの所要時間が約5秒
「ぼうぎょ」と比較して「ほのおのツメ」は約2.5秒余分にかかる
という事で、ほのおのツメ2発以内で1ターン短くなるならその方がいいからです。
3発撃っているのはミスです。
参考:測定の条件
ハッサン Lv16 攻192
ちからのたね×3個(レイドック指輪、月鏡、クリアベール)が全部平均値2ポイント上昇した想定
ほのおのたて装備
結論:どっちも一緒だけど主人公「ぼうぎょ」が楽
それで、この測定結果をどう結論付けるべきでしょうか? 個人的には
・どっちも早さは一緒
だけど主人公「ぼうぎょ」の方がダメージ計算楽だからオススメ
です。これ以上深入りするべきではないでしょう。
というのも、この結果は色々考える余地が存在するからです。
- この僅かな差は偶然なのか? 実は有意差なのでは?
- 単に「ほのおのツメ」戦術に不慣れで遅いだけでは?(事前に練習はしましたが)
- たまたまグラコスの行動が偏っただけでは?
- たまたませいけんづきの乱数が偏っただけでは?
- さらに言うと、ハッサンのちからによって結論も変わるのでは?
パっと思いつくだけでもこの位あります。
そしてそれらを調査したところで実際のプレイでは数秒短縮するかどうか(短縮しない可能性もあり)の微々たる影響しかなさそうです。実際3回ずつやって僅か数秒差です。
余談:この測定の副産物
グラコス戦の撃破タイムが今まで2分45秒超えでしたが、
この記事書くために練習していたら、2分40秒前後に短縮できました。
グラコス戦は単純な戦闘で、運の影響も極僅かです。
にもかかわらず5秒以上短縮できたので、自分のプレイスピードはどれほど遅かったのでしょう。
同じ理屈なら、他の戦闘ももっと区間練習すれば短縮できそうです。
上位陣はグラコス戦2分35秒とか2分30秒出します。早い。